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活動①省エネの推進
サステイナブルキャンパス実現のためには、大学キャンパスの消費エネルギーを削減してCO2排出量を削減する必要があります。そこで私たちは、キャンパス内の省エネ推進の活動として以下の2つの活動を実施しています。
【活動一覧】
アンカー 1
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大学のエネルギー消費の実態調査
キャンパス内の省エネを推進するためには、まずはエネルギー消費の実態を調査する必要があります。そこで私たちは、これまで十分に活用されていなかった、大学が持つキャンパスのエネルギー消費量のデータの解析を行い、その結果をもとに省エネに向けた提案や行動をしています。
具体的には、2016年に、駒場祭開催時の消費エネルギー量の分析と削減の提案を行いました。また、キャンパスの建物ごとのCO2排出量を可視化した模型を作成・展示し(図1)、キャンパスの省エネの重要性を周知する活動も行っています。
図1:キャンパスの建物ごとの床面積あたりCO2排出量を示した模型
アンカー 2
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SHUT the SASH
東京大学では、エネルギー消費全体のうち化学などの実験系によるものが占める割合が多く、研究と両立したうえで実験系のエネルギーを削減することが重要であす。そこで私たちは、ドラフトチャンバーにおける消費電力のムダに目を付けました。ドラフトチャンバーとは、化学実験などで発生する有害気体を排気する装置のことです(図2)。実験をしていない時にドラフトチャンバーのサッシュを開放していると、電力の無駄が生じてしまいます(図3)。
そこで学生委員会は、未使用時にはサッシュを閉めることを学生に啓発する「SHUT the SASH」という活動を展開している。具体的には、啓発ステッカーや、センサーを用いてムダ時間(未使用時のサッシュ開放時間)を計測し、ムダ時間の量を可視化したグラフを載せた啓発ポスターを作成し、キャンパスに掲示しています(図4)また、実験をしていない時にサッシュを閉めることを啓発するステッカーも作成して研究室に配布しています(図5)。
図2:ドラフトチャンバー
図3: ドラフトチャンバー使用による電力のムダ
図5: 啓発ステッカー
図4: 啓発ポスター
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